ディテール
設備ってディテールの観点から見たらとても納まりの悪い物だなあと。
ボテッとした設備は機械室へ押し込まれるか、タテモノの裏側へと追いやられています。
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例えば
安藤忠雄がコンクリート打ち放しにこだわること。
妹島和世の梅林の家の鉄板。
これらのディテールは美しく収まっています、そして環境的とはとてもいえないものです。
そもそも美しいディテールのために断熱やらを無視しているのだから
例えば
難波先生の箱の家
タテモノ自体が、全体で環境的な装置となっていること。
設備で補っていた事を建築へと組み込こんでいくこと。
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建築家として、ディテールは美しくないと気がすまない。
設備を見栄えよくデザインするのではなくて、美しいディテールでもって環境的な要素が建築へと組み込まれていくことが、デザインと環境を結びつけていく一つの方向ではないかなぁと思っています。
(文責:三井)