見学会でのこと


デザイナーズウィークとカンケーない話ですが…

流行にのって風邪をひいてしまいました。そういえば去年のとある住宅見学会でのこと。
「室内は年中ほぼ一定温度の保つことができます。でも普通の木造の家に外泊したら風邪をひいちゃいました。」というお話を伺いました。

つくづく設備設計は難しいんだなあ、と感じた次第ですが、同時に勇気付けられもしました。
最近のデザインケータイと呼ばれるものがそうであるように、建築においても、空間的提案は確かなスペック(あるいは提案)を伴っていないと受け入れられなくなると思います。そういう意味で、その住宅はそのどちらも強く感じることができました。

僕は建築のデザイン(特に住宅)にはある程度の一般性があって欲しいと考えているタイプなので、このような住宅が広く受け入れられるといいなあ、と思う次第なのでした。

文章:寺崎