実際にリノベやっちゃおうプロジェクト2006

(文責:市村)
実際にリノベやっちゃおう班です。
設計から施工までを自分たちで行う、ということで
今回は僕が参加しているセルフビルドのワークショップについてご紹介したいと思います。

このワークショップは、木や土といった素材を用いたゲストハウスというコンセプトで、
さいたまの川越にて、農家のおじさんのゲストハウスを設計・施工しています。
参加者は、建築家の先生1名と有志の学生、社会人、職人です。

約2年前の6月に初めて敷地(施主の方の庭)を訪れ、基本設計をコンペ形式で決定しました。(はたなか大先生と市村助手の案が見事選ばれました!)
基本設計を元に、先生を中心に実施設計を行い、施工が始まったのは12月頃です。

施工は、週末を利用して、先生と有志の学生で泊まり込んで行っています。
学生の施工精度は職人の精度と比べものにならないので、そこでは勝負せず、
逆に職人がやりたがらないダイナミックな構造に挑戦しています。
現在は内壁の土壁用の下地が貼り終わったところです。

施工しながらイメージをふくらませ、設計を変更するなど
非常にスリリングでおもしろいです。

物件を買ってリノベーションするのもいいですが、お金の問題など大変そうなので、
まずはArchiTVに仮設建築を提案してみるってのがいい気がします。
小さな建築にもDECoの哲学はこめられますから。