Droog Design
結構古い話ですが2年ぐらい前に
韓国で展覧会をやっていたデザイナーのことです。
Droog Designは オランダ出身のRenny RamakersとGijs Bakerという人達が作った会社です。
Droog Designデザインをしません。彼らの基本conceptは" Back to the Basic "です。デザインの理由で物の本質がだんだん無くなって行くのを指摘していました。その華やかな舗装のせいで未だに気づくことの出来なかった物との関係を彼らは言いたいのではないでしょうか。
今、私たちのデザインが求めている‘新しい‘ということは物の本質からだんだん離れて行く方面では無いでしょうか?
彼らは今の産業社会でのデザインは不必要で不生態的といいます。ただ、人の必要じゃない消費だけを増やし、また不生態的な生産をしているのかも知りません。
その人たちの作品の写真です。
1番は種のケースです。オランダは基本的に酪農業の国でそこの副産物である牛のふんを利用してチューリップの種のケースとして製作する。このまま土に埋めるとそれで肥料になる仕組みです。
別の舗装でのエネルギーを使わずに済むデザイン商品なのです。
2番目は捨てられた大きな丸太に背もたれをくっ付けて造った椅子です。
3番目のは乾草で作られた椅子たちです。これも農業の副産物を利用して造ったものです。乾草を圧縮して形のように切って造ったものです。
彼らのように物の本質をそのまま使って何かを作るや今起きている生産活動の副産物をリユーズして使うとする志がDECOとも一脈していると思いました。
ネットで探して追加しました。
アップロードが遅れて本当にすみません。